こぼれたミルクで泣く

こぼれたミルクで泣く

こぼれたミルクを見て泣くというのはポルトガル語でよく使われる表現で、 すでに起こってしまった何か悪いことについて不平を言ったり悲しんだりする ときに使われます。

このフレーズから、ブラジル人の間でもう 1 つの非常に人気のある表現が生まれました。「 こぼれたミルクで泣いても意味がない」 。これは、すでに過ぎてしまったことを後悔する価値はないという意味です。この表現は、地域によっては「こぼれたミルクに泣いても意味がない」という表現に変わる場合があります。通常、これらの表現は慰めの文脈で使用されます。

例:

保険に入っていない車を衝突させてしまったのに、こぼれたミルクに泣いても仕方がありません。

表現の由来

ブラジル文化年鑑によると、「こぼれたミルクに泣く」という有名なことわざの起源は、農民の話から生まれたと考えられます。

若い農民の女性が、牛乳の入ったバケツを頭に乗せて運んでいましたが、商品を売って得たお金で何を買おうかと考えていることに気を取られ、つまづいて転び、牛乳を床中にこぼしてしまいました。その光景を見て、若い女性は、すでに起こってしまった出来事を後悔するのは現実的ではなく、もしその状況が改善されたとしても何もしないだろうという結論に達しました。

「こぼれたミルクに泣いて」または「こぼれたミルクに泣いてもダメだ」を英語に訳すと、 こぼれたミルクに泣いたり 割れたミルクに泣いたりするのは無駄です

例:

ロンドンでその仕事に就かなかったことを時々後悔します。そうですね、こぼれたミルクで泣いても仕方ありません (ロンドンでその仕事に就けなかったことを時々後悔します。まあ、こぼれたミルクで泣いても仕方ありません)。

「眠そうな話 」も参照してください。

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